Vol.01 LA CHATON 代表 新井ミホ
保護猫含む4匹の猫と暮らし、2016年にはねこのおすそわけ活動をする「LA CHATON」を立ち上げた新井さん。猫との暮らしやLA CHATONのブランドを立ち上げた経緯について伺いました。
トータルビューティサロン「uka」のディレクションを務める一方、ネイリストとして各界から絶大な人気を誇る。雑誌や広告でのクリエイティブ活動も行う。 さらに、「uka」の製品開発や店舗開発などにも携わり、多岐にわたるクリエイティブ活動を続け、多忙な日々を送る。
ネイルサロンにもお客様で来てくれていた友人が「猫を飼っている」という話をしていて、「何猫?」って聞いたら「ロシアンブルーって知ってる?」という話になって。
私、もともとグレーが大好きなんですけど、たまにペットショップで見ていたそのグレーの猫がキレイだなと言う印象があって、「それってグレーの猫?」と聞いたら「そうそう」って。「私も飼うならあの猫がいいな」という話をしていたら、そこの猫に赤ちゃんが生まれたからもらってくれませんか?って言われて。
でも猫を飼ったことないし大丈夫かなと最初は思って別の友人に相談したら、「せっかくなんだからもらいなよ。」と背中を押してもらったのがキッカケです。そこからあまりの可愛さに溺愛がすぐ始まりました(笑)。
そうなんです。あまりに可愛がって大切にしていたから、最初に譲ってくれた家に猫が3匹生まれていて、「もう1匹もらってくれない?」と言われて。
最初の子を迎え入れた半年後に妹ちゃんが来て2匹飼うことになりました。でもその子は3年で亡くなってしまって。私、対称的なのもすごく好きなので、2匹で飼うことがすごく良くて、亡くなった妹のチャウちゃんがすごく可愛かったので、そのくらい可愛い子に巡り合ったらもう1匹飼いたいなと思っていました。そしたらある撮影の日にロシアンブルーが来ていて、ブリーダーさんに「2匹いたけど1匹になってしまった」という話をしたら、そのブリーダーさんが「もうすぐ生まれる子いますよ。」って。
その方、私のインスタでプーチンをすごく可愛がっているのを見てくれていて、こんなに大事にしてくれるなら・・・。とプーチンが10歳くらいの時に今いるボーちゃんが来たんです。
はい。でも18歳でプーチンが亡くなって、寂しいなと思っていたら新井さん(ラシャトン代表)が「ロシアンブルー見に行かない?」って誘ってくれて。
見に行ったら最後。連れて帰ってきたのが今いるPJです。新井さんちのアオイちゃんと兄妹。だからうちは全部ロシアンブルーで、これまで4匹飼っています。
やっぱり接客業ってすごく気を遣うし、多少なりともお客様に良く見てもらおうって意識があるじゃないですか。人の目を気にするというか、そういう意識がずっと強かったけど、猫を見ているとそんなの気にしないで自由気ままに生きている感じが精神的にすごく癒されるようになりました。
仕事から帰ってきて猫を見てると、自由気ままな感じがいいよなぁと思えるというか。自分がそうじゃなかったときに見てると精神衛生上癒されてすごく良かったと思います。
ジーっと見つめられてるときでしょうか。キッチンで何かしている時とか、寝ていてパッと目を開けたときにジーっとこちらを見ている時とか。
多分お腹すいてるんだと思いますけど(笑) そうやって気まぐれに寄ってきて急に乗っかってきたりすると、すごい幸せです。
ボランティアとか保護猫活動とか実際に行動に移す人ってすごいなと思います。自分が何か責任をもってやれるかと言ったら、それは難しいと思うので、やってる方を応援することは絶対やりたいなと思っています。
だから新井さんの活動とかも自分ができることであれば何でもやりたいなと思っています。
やっぱりついつい猫モノを出してしまいますね。 友人と話していても子どもの話されているのに、「うちのボーちゃんもそうなんだけど。」とつい自分ちの猫の話をしたりしてしまいます(笑)
そこまでないですけど、脱走しないように気を付けていることと、花を飾る時は気を付けてますね。 食べてしまって体調に影響があるといけないので。
美容室やってるから、ペットの美容室やりたいとは思っています。まだ漠然とですけど。でも猫ってあまり必要ないじゃないですか。やっぱり私は空間作って、技術者が働いて、お客様を連れて来て喜んでもらうという流れがすごい好きなので、自分にできることといったら、もしかしたらペットの美容室なのかなぁって最近思うようにはなっています。
実際うちの猫も洗ってあげたいなぁと思ってるんですけど、洗えないから、そんなことをいつかできたらいいなと思ってます。
どうなんでしょうね?ワンちゃんを飼っていないからトリミングサロンの需要が分からないんですよ。自分も連れて行かないから。でも美容室をやって、そこにペット好きの人が集まるとかは密かな夢です。